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【新型コロナ関連】漂白剤でできる消毒液の作り方と使い方【接触感染対策】★雑巾の除菌・洗い方追記

新型コロナウイルスの感染経路は飛沫感染と接触感染

新型コロナウイルスの空気感染はなく、感染ルートとしては

感染者のくしゃみなどの飛沫を吸い込む形の「飛沫感染」と、

感染者がくしゃみを押さえた手で触った場所にウイルスが移り、そこを触った人の手から口などの粘膜へ移動する「接触感染」があります。

そのため、個人レベルでは「手洗い」「近距離での会話を避ける」などの対策が推奨されています。

参照:厚生労働省ホームページ

手で触る場所を消毒しよう!

美容室として感染者を出さないためには、接触感染対策が重要となってきます。

そこで、塩素系漂白剤(というか、いわゆる「ハイター」)を使った「次亜塩素酸ナトリウム消毒液」の作り方を、医療機関に勤務経験があり、しかも美容師経験もある弊社社員に、美容室の実情に即した形で教えてもらいました!

ちなみにアルコール濃度の高いウォッカ「スピリタス」も品薄ですが、消毒液としての使用は推奨できないという専門家の見解が多数報道されています。

ハイターを使っているのでモノの除菌用です!肌には絶対に使わないでください

以下、弊社営業部Iより。

元介護士兼美容師が教える消毒液の作り方!

コロナウイルス感染症の影響でご苦労なさっている美容室/美容師のみなさまには、心よりお見舞い申し上げます。

サロンの除菌掃除をしようにも、肝心の消毒用アルコールが品切れてお手上げ状態・・・。そこで対処にお困りのみなさまのために、手に入れ易い “キッチンハイター” と “衣料用ハイター” を利用した消毒液の作り方をお知らせします。

ちなみに私が病院の療養病棟と高齢者介護施設で介護士として働き始めた2011年の春、世の中は“ノロウイルス”の流行で老若男女問わずの大混乱でした。そのような状況下の介護現場で、嘔吐や下痢で汚してしまった床や家具などを、いまからお知らせする方法で実際に対処していました。

簡単なルールさえ守れば確かな除菌/消毒効果がありますので、いままでやったことがない方はぜひ一度試してみて下さい。

必要なもの

  • “塩素系” の漂白剤
  • バケツ
  • きれいに洗った500mlのペットボトル  キャップも必要
  • 水道水(お風呂の残り湯などの再利用は見た目以上に汚れているためNG)
  • 使い捨て手袋(ゴムでもプラスチックでも)
  • きれいな雑巾類

バケツなどの道具に関しては、身近にある代用品でもかまいません。

ペットボトルとキャップを使うと、測らなくても必要な比率で液体を用意できます。

使うのは“塩素系”漂白剤!

キッチン/衣料用ハイターは、次亜塩素酸ナトリウムが主成分の“塩素系” 漂白剤です。液は強いアルカリ性で、漂白力も殺菌力も強力です。

色柄モノ衣類に使う “ワイドハイター” に代表される「酸素系漂白剤」は除菌/消毒効果がもともと控えめに作られている製品のため効果が期待できません。

なお、本記事は花王株式会社のキッチンハイターを基準に記述します。

作り方・使い方

ペットボトル500mlの水道水:キャップ1杯(ほぼ5ml)の漂白剤

これで0.05%程度の消毒液になりますが、今回は新型ウイルスの除菌/消毒が目的ですので、500ml+5mlはやや濃いめです。

ちなみに、嘔吐や下痢で汚れた床や家具を除菌/消毒するときはキャップ2杯の塩素系漂白剤を使い、さらに濃い0.1%程度の消毒液を作って対処に臨みます。

なお、この消毒液は様々な事情から30~40°のぬるま湯(媺温湯と呼ばれる)、シャンプー時くらいのお湯を使用するのが最適ですが、水道水のままの温度でも問題ありません。

長持ちしないので、雑巾が浸る程度に作って都度処分を

水道水にキッチン/衣料用ハイターを溶いて作る消毒液は、30分程度で殺菌力が激減するので、作り置きはNGです!

数か所を拭き取ったらバケツの消毒液に浸し、また数か所を拭き取ったら浸しを繰り返し、汚れているので最後はトイレに処分します。

 

除菌掃除のコツと拭くべき場所、頻度

必ず使い捨て手袋を着用して下さい。

  • 頻繁に手が触れる箇所(ドアノブ/スイッチ/蛇口/レバー/ハンドル)を最優先に。
  • 消毒液に浸した雑巾を『絞る』際は、固く絞らないこと!拭き後が残るくらいの水分量が適しています。
  • 床を除菌掃除する場合は、消毒液に浸したモップで床が薄っすら濡れるくらいに拭き進む。拭いては浸しを繰り返す。

電気製品・壁のスイッチや差し込みコンセントなどは通電していますので注意。

拭き終わったら

たったいま使っていた消毒液のバケツに、掃除を終えた雑巾を放り込んで浸して下さい。

30分くらい経ったら雑巾をバケツの上で固く絞ります。

この時点で雑巾は除菌されているので、1日が終わるまで洗剤で洗濯する必要はありません。

バケツの汚れ水はトイレに破棄し、絞った雑巾は次に使うまでバケツの縁にかけて干しておきます。

※これは頻繁に除菌作業をする営業中の美容室を想定した方法です。頻繁に使わない場合は毎回きちんと干して完全に乾燥させましょう!

使い終わった雑巾は……大事なのは洗い方より干し方!

さて1日使い終わった雑巾はどうしましょうか。

まずは必ず前述の方法で除菌・ウイルス不活性化を。その後、つけ置いた水は処分して、洗いたい場合は普通に洗ってOK。洗濯機にポイーでも、手洗いでもいいし、既に除菌したので洗わなくても大丈夫です。

しっかり乾燥させないと他の菌も繁殖してしまうので、今度はバケツの縁にかけるのではなく乾燥しやすい干し方で完全に乾燥させてください。

さくさく作ってさくさく除菌を!

いつウイルスがつくかがわからない以上、頻繁であることが好ましいと言えます。

掃除ではなく除菌が目的であることを意識し、除菌すべき優先順位をつけて効率よく拭いていきましょう!

正確性を保つため、以下で確認の上執筆しています

・厚生労働省HP https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00009.html

・花王株式会社 HP https://www.kao.com/jp/qa_cate/clothbleach_01_01.html

写真:編集部とくだ

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