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美容師におすすめしない “キャンプ沼”

今日8月10日は、山の日。山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日です。
そんな山の日にボブログからお届けするのは、“キャンプ沼” にはまった美容師さんの話
コロナ禍により、関東のキャンプ場はどこも予約でいっぱい。芸人ヒロシのソロキャンプ動画は、Youtubeチャンネル登録者数84.8万人!
今後もキャンプ需要がより高まることは間違いありません。
お客さまとの会話のネタにも活用できるかも!? “キャンプ沼”へようこそ!

 

むしろ、美容師さんにはおすすめしないです

5、6年前に元々興味があったキャンプに行った後、まんまと“沼”にはまり、家族とキャンプに行っても夜は1人用テントをはりソロキャンプを楽しんでいるという、キャンプ沼の住人Elme (東京・表参道)・Sii(東京・青山)オーナーの武田雅俊さん(@m.t.outdoor)。

「美容師さんにキャンプがおすすめの理由はありますか?」という担当編集の質問に対して「ないですね……むしろ、元々美容師は道具を愛でる人が多い職種。あっという間に“キャンプ沼”にひきずりこまれちゃうんで、おすすめしないです(笑)」と教えてくれたのでした。

 

ーーキャンプの面白さはどこにありますか?

「キャンプ道具(ギア)ですね、これでここまでできるのか! という驚きがクセになるんですよ。あとは、山の中の何もないところに不便を味わいに行っています。大自然の中で、1人でどこまでできるのか? が醍醐味なので、大人数で行くことはまずないです」

 

ーーガチ・キャンパーの芸人ヒロシさんが山を買ったと聞いたのですが、やはり武田さんも持っていらっしゃるんですか?

「僕は持っていないですよ、ただ過去に検討していたことはありますね(笑)。今はキャンプブームでどこのキャンプ場も混んでいるので、買う人の気持ちはわかるのですが、冷静に考えて荒れた山をいちから切り開くのって大変だろうなと、美容業との両立は難しそうですよね」

 

ーーキャンプ場に着いてからの、武田さん流の過ごし方を教えてください。

「そうですね、いつも下記のような感じで、1時間は準備。その後はずっとゆっくり過ごしています。中でも焚き火はすごく重要です、癒されるのはもちろんですがホッとするんですよね。常に火がついているようにしています」

①着いたら、まず場所を決めてテント設営(20分程度)
②テントの中にインナーシートをひき、簡易ベッドか寝袋を入れる
③日差しが強い日、雨の場合は、タープを張る
④かまどをつくるor焚き火台を設置 ※直火がOKのキャンプ場であれば、かまどをつくる。直火禁止のキャンプ場が多いので注意。
⑤クッカー(調理器具にも器にもなる道具)をセッティング
⑥焚き火をしながら、ウインナーを焼いたり簡単な調理をスタート
⑦お酒を飲みながらゆっくりと過ごす ……

 

先輩キャンパーが教える、初心者必須アイテム4

武田さんに、初心者がキャンプを楽しむために揃えるべき道具と、その選び方を教えてもらいました。

1.テント

初心者向けであれば、3シーズン(春・夏・秋)用で探してください。1人用で安いものであれば1万~2万円でありますよ。4シーズン用は隙間がなく雪山にも対応していたりするので、5万円以上はしますね。

2.寝袋

1000円程度から品ぞろえがありますが、それらが使えるのは夏のキャンプだけ。春と秋にキャンプに行く、または夏でも標高が高い場所に行くのであれば、1万円以上~で、あまりケチらないほうがいいです。ケチると寒くて眠れなくなります(笑)

3.クッカー

鍋と器が一緒になったようなキャンプ用の調理道具のことです。①焼く、②煮る、③お湯を沸かす、④米を炊く。この4つの機能をもったいくつかのクッカーを持っていればOK。ただし安いものだと熱変型してすぐ使えなくなったり、ぶつけるとへこんだりするので、重量感と強度を重視してほしいですね。僕が使っている道具も後ほど紹介するので、ぜひ参考にしてください。

4.火・熱源(①薪 or ②ガス or ③アルコール)

キャンプの醍醐味を味わいたいなら、まずは①がおすすめです。ただし直火がNGのキャンプ場が多いので、その場合は焚き火台も持っていきましょう(キャンプ場で貸し出しがある場合もあります)。薪はキャンプ場でも売っていますよ。僕自身も、メインは薪。朝早くにお湯をわかしたりする場合は②や③が簡単でいいですね。ガスとアルコールは、使いやすさも値段も同じくらいなので、好きな方を選べばよいと思います。

 

武田さんが使用する、こだわりの道具たち

実際に武田さんが使用している、必須アイテム4(テント、寝袋、クッカー、火)を教えてもらいました。参考になるかならないかは、あなた次第……(笑)

1.武田さんのテント…… HillebergのSOULO

10万円くらいの、1人用ソロテントです。HILLEBERGは北極圏にまたがるスウェーデンのブランド。雪山にも行ける4シーズン用で、形がかっこよくて気に入っています。

2.武田さんの寝袋…… NANGAのダウンバッグ600STD

3万円くらいの4シーズン用の寝袋です。NANGAは国内のブランドで、ダウンジャケットも生産しているメーカー。この寝袋は氷点下-28度まで対応している商品なのですが、-5度くらいがちょうどよく使用できます。春・秋までなら、下着にこの寝袋で十分です。

3-1.武田さんのクッカー(焼く、煮る、湯を沸かす)…… ANARCHO CUPSのプレート、シェラカップ、マグ

食材を焼いたりしつつお皿にもなる「プレート」は1万円くらい(写真右)、コップや鍋として使用することが多いシェラカップは6000円くらい(真ん中)、底が厚くお湯が沸かせるマグは5000円くらい(左)です。これも国内ブランド。いろんなメーカーのクッカーがありますが、僕はここの重量感と強度が最強だと思っています。この3つで、焼く、煮る、お湯を沸かすは完璧です。

右から、ANARCHO CUPSのプレート、シェラカップ、マグ

3-2.武田さんのクッカー(米を炊く)…… trangiaのメスティン

取っ手付きのアルミ飯ごう(メスティン)は1600円くらい。これは定番商品なので、初心者の方にもおすすめですよ! キャンパーの誰もが持っているといっても過言ではないです。フタはお皿代わりになります。trangiaはスウェーデンの老舗登山ブランド、他のキャンプ用品も充実しています。

4-1.武田さんの火(①薪)

直火がOKなキャンプ場で、かまどをつくり焚き火をしたり調理をする。本当にみなさんにおすすめしたい体験です。繰り返しになりますが、直火がNGな場所へは焚き火台を持って行って楽しんでくださいね。今はソロキャンプ用の焚き火台などもあるようで、値段も2000円~と様々です。僕は焚き火台は、スイスSTCのPicogrill398 1万3000円くらいを使っています。

4-2.武田さんの火(②ガス)…… SOTOのレギュレーターストーブPRIMUSの153ウルトラバーナー

この2つのガスバーナーは両方とも定番で使い勝手がよく、火力も丁度いいですね。SOTOは日本のアウトドア用品をつくるメーカーで写真左のバーナーが6000円くらい(ガスボンベは別)、PRIMUSはスウェーデンの老舗燃焼器具メーカーで、写真右が9000円くらい(ガスボンベ別)です。

 

SOTO レギュレーターストーブ(左)、PRIMUS 153ウルトラバーナー(右)

4-3.武田さんの火(③アルコール)…… trangiaのアルコールバーナー

小さくて軽く持ち運びに便利なアルコールストーブ(アルコールバーナー)もtrangiaのもので2500円くらい。キャンプ用のアルコールを専門店で購入して使用します。上にクッカーをのせるため、防風の役割も果たす五徳と一緒に使用します。

アルコールバーナーに必要な五徳…… VARGOのチタニウムヘキサゴンウッドストーブtrangiaのT-3

アメリカのアウトドアブランドVERGOの五徳は1万円くらい。こんな形の五徳は珍しく、カッコイイと思って買ってしまいました。定番のtrangiaの五徳は4000円くらいです。

 

キャンプ沼でお待ちしています

「キャンプの楽しさを十分味わうためには、初心者向けのキャンプ場から徐々に慣れるのが一番楽しめますよ」と、武田さん。選ぶポイントは設備が整っていて、大自然すぎないこと。

この夏はどこのキャンプ場も混雑しているようですが、ぜひ武田さんの情報を参考にキャンプを楽しんでください♪

 

奥深いキャンプの世界、ご紹介ありがとうございました!
編集部
編集部
武田さん
武田さん
“キャンプ沼”でお待ちしています!

 

たけだまさとし/1980年1月4日生まれ。京都府出身、国際文化美容専門学校卒業。都内3店舗を経て、2013年表参道にElmeをオープン。2016年、青山に新ブランド「Sii」をオープン。一般誌、業界誌での活躍はもちろん、ヘアメイクや商品開発なども担当する人気美容師。キャンプ用のinstagramアカウントは@m.t.outdoor

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