これまで月刊BOBに登場した、デザインや売り上げで実績のある美容師さんたち200人に、「来年のトレンド予測」を聞くアンケート。毎年、年末に実施しています。
「レイヤー」や「ウルフ」という言葉はここ数年でだんだん増えてきたのですが、今年はほとんどの方がレイヤーカットに言及!また、カット技術への回帰もたくさんの方が話題に上げました。
ここでは有名美容師さんの気になるコメントをピックアップします。
インスタの流行でお客様の目が肥えてきているからこそ、カットで魅せるレイヤーで他の美容師さんとの差別化をはかりましょう!
Q.2020年に習得必須の技術はなんですか?
山田千恵(DaB)
フォルム、立体感、質感をつくるレイヤーカット
より高いベーシック技術。カットだけで髪の悩みを解決できる。
福井達真(PEEK-A-BOO)
山下浩二(Double)
顔や頭の骨格に合わせてレイヤーを入れるカット。
レイヤーの切り分けのバリエーション。デザインをするための基礎技術が不足しており、特にレイヤーの切り分けができない人が多い。
西戸裕二(DADA CuBiC)
河野悌己(GARDEN TOKYO)
ミディアムレイヤーの技術。特に顔周りの動きをつくれること。
2セクションレイヤーカット。ウルフなどシルエットでレイヤーを作るテクニックが必要。
盛 隆行(DaB)
鳥羽直泰(VeLO)
ウルフやショートで軽さに慣れたからこそ次は重さとシルエットコントロール (G.L) のコンビネーションが必須になってきそう。中でもレイヤーのコントロールやディスコネクションの理解は必須。
レイヤーの細かい使い分けをマスターすべき。
ATSUTOSHI(GARTE)
サトーマリ(siika NIKAI)
ショートレイヤースタイルと前髪のバリエーション。前髪カットの仕方を増やすことで、スタイルチェンジする人が増えそう!
スタイリングなしで決まるレイヤー。コレクションでもそういうヘアが多く、カジュアル感が今にフィット!
野口綾子(AND THE BRICKS)
堀之内大介(Belle)
レイヤースタイルが今流行っているので、レザーの質感がマッチする。
ブロックごとの重さや軽さのバランスのつくり方。それはレイヤーを使い分けることで可能になる。ここでフォルムバランスや質感をコントロールできる。
松永英樹(ABBEY)
浅沼雄元(Violet)
レイヤー。切りっぱなしの時代が終わるから。
レイヤーの見直し。ボブは得意な人が多いが、レイヤーがうまい人はあまり見かけません。
金谷二郎(snob)
京里(nu+LIM)
レイヤーデザイン。幅広く奥深い。ブラントなラインは引き続き多いので、新しい提案として必要かな。
重いグラボブ、トップ長めショート、そしてレイヤーでつくるシルエット。
宮地恵子(macaroni coast)
2020年の「新レイヤー」は、重さがキーワード!
スタイル提案など、詳しいことは月刊BOB12月号でチェックのほどよろしくお願いします!!🙇♀️🙇♂️🤸♂️🤝
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