カリスマが考える令和のモテ髪　SHIMA大西さんの場合

月刊BOB4月号では、「令和のモテ髪」を大研究！

多数のモデル・タレントや坂道系アイドルを顧客に抱え、20歳前後のお客さまに絶大な支持を得ているSHIMA大西さんの提案を紹介します。

大西祐也［SHIMA GINZA SIX（シマギンザシックス／東京・銀座］：ヘア

吉楽洋平：写真

“生まれたときから可愛いですけど何か？”マウント取りたい全方位型スキなし女子

彼との待ち合わせ。サプライズ花束は嬉しいけれど、「当然よね」という強気な態度でインスタのストーリーにアップする、ミスコン系女子が大西さんのモテ像。
自分がないことが批判されてしまう、SNS ネイティブなZ 世代。大学生の彼女のモテ意識は”ちやほやされたい“だけれど、それはモテることで周囲を圧倒し、自分らしくモテを楽しむ自立感を演出するためなのだ。

あざとさ6点……顔周りの浮遊感

全体は波巻き。表面にミックス巻きを入れて作った顔周りの浮遊感があざとさのポイント。小動物っぽく！　小顔効果も◎。しっかり全体を巻くことで、手入れの行き届いた雰囲気も。

脱力感0点……スキは不要

周りの目が気になる彼女。圧倒的マウントのためにはスキは不要！

上質さ4点……ダメージレスで赤みゼロ

ダメージは絶対NG！でも透明感が欲しいので、ブリーチではなくアルカリ系のダブルカラーで赤みを打ち消す。まずはライトナー。明度を上げて赤みを抜く（今回はイルミナのサンライト）。その後で暗い薬剤（今回はイルミナの6オーシャンとオーキッド）を。色素が薄い、生まれながらのはかない感じを演出できる。

また、カットの面でもツヤを出すためにレイヤーは避ける。今回はローレイヤーのみ。